今SNSで活発に考察が議論されているドラマ『大病院占拠』ですが、占拠された病院に残された人質たちは皆何かしらの罪を犯しているとされています。
主人公・武蔵三郎の妻で心臓外科医の裕子も人質として病院内に残されていることを考えると、裕子にも何かしらの罪があると考えられるのですが、あの正義感の強い裕子が一体過去に何の罪を犯したのでしょうか?
今回は『大病院占拠』主人公の妻である裕子の罪の予想や考察をご紹介します。
「大病院占拠」裕子先生/武蔵の妻の罪は何?予想や考察は?
裕子は警察官である主人公・武蔵三郎の妻で、鬼たちに占拠された界星堂病院で心臓外科医をしています。
警察官の妻らしく正義感に溢れ度胸のある医師で、ドラマの視聴者には「あの裕子先生に罪があるなんて信じられない」と言っている人もいるほど、犯罪とは程遠い印象がありますよね。
しかし、病院に人質として残されたということは何かしらの罪を背負っていると考えられ、その罪が何なのかということが今『大病院占拠』の考察の中心となっています。
SNSで考察されているのは主に3つ。
1つ目は過去に医療ミスを犯したということ、2つ目は不倫をしているということ、そして3つ目は三郎の身代わりに人質となっているということです。
ここではこの3つの罪の可能性についてまとめてみました。
①過去の医療ミス
まず考えられるのは医療ミスです。
今でこそ界星堂病院で手術中に鬼たちが手術室に入ってきても冷静に手術を全うする裕子ですが、第1話で外科部長に
前はどうだったか知らないがここでは無茶は控えていただきたい
と言われているシーンがありました。
つまり、界星堂病院に勤務する前にいた病院でかなり無茶な治療をしていた、もしくは成功確率の低い治療をしていたと考えることができます。
そういった無茶なことをしていたのなら、医療ミスがあってもおかしくないですよね。
ただ、普通なら医療ミスを犯した場合、患者の家族と和解や示談に持っていきますよね。
和解していたのならば、恨まれるのは被害者の一方的な感情でしかなく、鬼たちがやっている社会に罪を周知させようとするのは、逆に被害者側の立場が悪くなります。
そう考えると、医療ミスを隠蔽した、もしくは上層部によって医療ミスが隠蔽された為に、被害者が復讐を思い立ったということでしょうか。
SNSでもこの説を有力と思っている人は多いようです。
裕子の正義感の強さを考えると、自身で隠蔽したとは考えにくいため、以下の可能性が考えられます。
- 医療ミスを隠蔽した上層部に反発して前の病院から追い出された
- 裕子ではない他の医師が犯した医療ミスの罪を被せられた
この2つの可能性、どちらであったとしても被害者である鬼は、隠蔽した本当の悪者を知らずに復讐しているということになってしまいます。
用意周到な鬼がそのようなミスをするとは思えませんが、裕子はあまり家庭を顧みずに仕事をしている印象もあるので、三郎も知らない秘密が裕子にあってもおかしくないですね。
②不倫
次に考えられるのは裕子が不倫をしているという説です。
そう考えられる要素がいくつか既にドラマの中に出ていて、まず初めに人質が1カ所に集められ待機している時に、不安で震えていた助手の若狭医師を励ます時の距離感が、ただの助手との関係には見えなかったという点です。
実際、三郎もその様子を見て一瞬言葉を失っており、傍目から見てもなにか上司と助手という関係以上のものがあるように感じられます。
さらに青鬼が三郎に対して「奥さんのことを愛していますか?」と聞いたシーン。
青鬼は意味のないことは言わないという傾向があり、そう考えるとこの発言はかなり異質です。
その事からSNSでは若狭医師との関係を考察する人もいますが、そもそも娘のえみりも実は三郎との子ではないのでは?という声もあがっています。
ただ、ここまでに明らかになっている人質の罪を考えると、家族間の問題である「不倫」だけでは人質となるには少々弱く、それ以外に何かもっと悪質な罪を背負っていると考えるのが妥当だと思われます。
③三郎の身代わり
3つ目は主人公である武蔵三郎の身代わりであるという説です。
三郎が誰かに恨みを買っているとしたら、その要因となるのは三郎のトラウマとなったガソリンスタンド事件でしょう。
この事件ではガソリンスタンドに立てこもった犯人に対し、三郎が発砲したことで犯人は命を落としています。
もしこの事件の犯人の家族が三郎を恨んでいたとしたら…?
考えられるのは、三郎に自分たちと同じように家族を失う悲しみを味わわせるために裕子を人質に取り、さらに娘のえみりまでも誘拐した、ということでしょう。
SNSでもガソリンスタンド事件との関連を考えている人は多くいます。
また、第4話では青鬼が裕子に
恨むなら旦那さんを恨んでください
と言っているシーンがあります。
このことから裕子が人質として捕らえられたのには、少なからず三郎が関係していることは明白です。
三郎に罪を自白させるために裕子を人質に取っているのか、はたまた裕子自身にも罪があるのかはまだはっきりしていませんが、少なくとも過去のガソリンスタンド事件がカギとなってきそうです。
「大病院占拠」裕子先生か武蔵を恨む鬼は誰?青鬼?
鬼たちは1人、もしくは2人ペアで1人の人質に対して何らかの恨みを持っています。
第5話予告映像までの情報では、主に裕子や三郎と話をしているのは主犯格の青鬼。
そして、第4話ではえみり誘拐のシーンで病院内にいる10人以外の新たな鬼・紫鬼が出てきました。
つまり、現状裕子たちに関わっていると考えられるのは青鬼と紫鬼です。
紫鬼はただのえみりの誘拐要員と考えることもできますが、中には既に解放された人質の1人なのでは?という意見もあがっているんです。
つまり病院関係者であり、裕子に近かった人物ということ。
裕子に近い人物なら何かしら裕子に対して思うところがあっても不思議ではありません。
裕子の罪は何なのか、そして第5話ではついに鬼の顔が明らかになりますので、三郎との関係も明らかになってくるかもしれませんね。
「大病院占拠」裕子先生/武蔵の妻の罪は何?予想や考察は?まとめ
今回はドラマ『大病院占拠』の主人公の妻である武蔵裕子の罪は何なのかについて考察をご紹介しました。
三郎も知らない裕子の罪とは一体何なのか、そして青鬼たちの正体は?と気になる所がいっぱいですが、5話でどこまで明らかにされるのか、期待したいですね。
また、鬼には真の黒幕や内通者がいるという考察もあるので、一体誰が内通者なのかも考えながら観るといろいろと新たな発見があるかもしれません!