「ハウルの動く城」の中でハウルと一緒に住んでいるマルクル、まだ子供の年齢だと思われますが、なぜハウルと住んでいるのでしょうか。
マルクルは子供とはいえ、ハウルのことを慕い、ハウルの留守中は一生懸命城を守っていますよね。
一体マルクルとハウルの間にどんな関係があるのか、マルクルの正体や年齢、どうして家族ではなくハウルといるのかも気になります。
ここでは「ハウルの動く城」のマルクルの正体や年齢、なぜハウルと住んでいるのか、ハウルとの関係について紹介します。
「ハウルの動く城」マルクルの正体や年齢は?
マルクルはハウルの弟子として動く城で暮らし、城を守っていますよね。
原作ではマルクルは15歳となっていますが、アニメ映画の中では声も幼く10歳にも満たない様子です。
またマルクルはハウルに憧れ魔法使いになりたいようですが、実際はまだ魔法が使えるわけではなく変装しているだけのよう。
ハウルにとってはまだまだ子供でしつけをしているような立場に見えますが、一生懸命弟子として頑張っていることが分かりますね。
マルクルの声を担当したのは俳優で今ではすっかり人気声優でもある神木隆之介さんで、当時11歳。
もしかしたら声に合わせてマルクルも原作より幼い設定にしたのかもしれません。
実際に原作ではハウルの弟子はマルクルという名前ではなく、マイケルフィッシャーといい、15歳でソフィーの一番下の妹・マーサと交際しているんです。
よって原作と映画ではマルクルの設定も結構変えられていることが分かります。
マルクルはなぜハウルと住んでる?二人の関係は?
前述でご紹介したように、マルクルは原作とは年齢設定が異なることから、原作の15歳では気にならない設定にも違和感を感じてしまいます。
なぜこんなに小さな子が家族とではなくハウルと住んでいるのか、二人の関係は何なのかについて明らかにされていませんが、原作から考えるとマルクルはハウルに魔法を習うため弟子入りした人物と考えるのが自然でしょう。
戦争が起こる以前なら違った状況もあったのかもしれませんが、物語では戦争で国も荒れていてハウルも身を潜めている立場。
マルクルに家族がいるのかは分かりませんが、原作ではマルクルは幼いころにお母さんを亡くしていて、父もおらず孤児だったとされています。
預かってくれる身内もなく街を彷徨っていること路、ハウルの城に住むようになり、のちに弟子になったとこのこと。
映画ではここまで細かく説明する余裕もないため、原作のマイケルという名からマルクルに変更し、細かい設定は変えて登場させたのではないでしょうか。
物語の最後ではマルクルはソフィーにとって息子のような存在となり、愛情を持って接しているのが分かりますよね。
マルクルも弟子としての自分だけでなく、年相応の自分になれる居場所を見つけたのかもしれませんね。

マルクルはなぜハウルと住んでる?正体や年齢と二人の関係は?[ハウルの動く城]まとめ
ここでは「ハウルの動く城」でハウルの弟子として登場する少年マルクルについて、なぜハウルと住んでいるのか、正体や年齢、またハウルとの関係について紹介しました。
原作と大きく設定が異なるマルクルですが、幼いマルクル・10代のソフィー・20代のハウル、そして荒地の魔女のような老婆が登場することで色々考えさせられる部分がありますよね。
マルクルはソフィーが現れたことで成長し幸せになれたと思いますし、ソフィーが前向きに変わる要因の一つだったかもしれませんね。