東京オリンピックで国歌斉唱を行うことがわかった歌手のMISIAさん。
MISIAさんといえば、教育支活動など様々な慈善活動をされています。
2020年には知的障害者のスポーツ活動の取材中に落馬事故に遭い、背骨を骨折する大けがを負いますが、その時の激痛の中もその活動が無駄になってしまうのではと心配していたといいます。
そんなMISIAさんが取り組んでこられた慈善活動の内容と落馬事故について、また10年以上テレビに出なかった理由についても紹介します。
MISIAが取り組んできた慈善活動
2007年にケニア最大の貧困エリアであるキベラ・エリアを訪ねたMISIAさんは、支援活動を行うことを決めたそうです。
2008年には「Child AFRICA」という世界の子供たちの教育支援を行う団体を立ち上げ、その後も教育だけではなくアフリカ開発会議の名誉大使を務めたり、災害復興支援などの慈善活動も積極的に行っています。
その活動の背景には、デビューからわずか6年で高額納税者となったことで、音楽で成功したことへの恩返しがしたいと考えるようになったからだそうです。
2020年のMISIAの落馬事故について
2020年11月に「NEWS23」の取材中に起きた落馬事故、MISIAさんが以前より交流があった「スペシャルオリンピックス」という知的障害者を支援する団体とMISIAさん本人を絡めての取材中でした。
撮影クルーに驚いたのか、MISIAさんの乗った馬が突然走り出し、MISIAさんは落馬してしまったのです。
その後も参加していた方々やもしこの取材がなくなってしまった場合の「スペシャルオリンピックス」の影響を考え、痛みを隠し取材に応じていたそうです。
しかしその後の診断で、背骨の第6・7胸椎棘突起部の骨折で絶対安静になったのです。
MISIAさんが初めてテレビ出演したのは2012年の紅白歌合戦ということもあり紅白には特別な思い入れがあったようです。
ケガのあと1か月半後に控えた紅白出演も降板せず出演されました。
MISIAが10年以上テレビに出なかった理由
MISIAさんがテレビにかつて出なかった理由のひとつに、16歳の時に踏み入れたブラックミュージック界の憧れの存在が関係しているようです。
MISIAさんは「天使にラブソングを」に出演していたローリン・ヒルに憧れ、彼女は有名でありながらもあまりメディアには出ず活動していました。
17歳でブラックミュージックを歌い始めたMISIAさんは黒人のボイストレーナーと出会いデビューを目指しオーディションに参加するようになったそうです。
デビューしてから10年以上もテレビに出演しなかった他の理由については、テレビではなくライブで生の声を聴いてほしいという思いもあったのかもしれません。
テレビに出演することなく高額納税者になるまでの成功を収めたMISIAさん、今後も日本を代表するボーカリストとしてますます活躍されるでしょうね。
MISIAプロフィール
MISIAの慈善活動と落馬事故について!10年以上テレビに出なかった理由は?まとめ
最近MISIAさんのメディアへの露出が急に増えてなぜだろうと思っていましたが、東京オリンピックで国歌斉唱することが分かり、その理由が分かりました。
MISIAさんが取り組まれている活動は、MISIAさんのお父様がかつて離島へ新しい医療を助けるために、対馬へ家族で引っ越した行動力と似ているところがあります。
MISIAさんの慈善活動への精神は幼少期から学んだものなのかもしれませんね。
東京オリンピックでのMISIAさんの国歌斉唱を楽しみにしたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。