2022年いっぱいでYouTubeを引退することを発表しているRepezen Foxx(レペゼンフォックス)ですが、炎上してお騒がせなことでも有名ですよね。
最近では8月に発表した楽曲『XOXO』がTikTokを中心にバズっていますが、これまでにどんなことで炎上し注目を集めてきたのでしょうか?
今回はレぺゼンことRepezen Foxxの炎上内容のまとめと注目される理由、また何がしたいのか、レぺゼンの成り立ちについてもご紹介します。
レペゼン地球・レペゼンフォックスの炎上内容まとめ!
「レぺゼンと言えば炎上」と言うくらいに切っても切れない関係の代名詞となっていますが、これまでにどんなことで炎上してきたのでしょうか?
ここでは大きな炎上と最近炎上したことに絞ってご紹介していきます。
炎上その1:偽パワハラ事件
こちらは2019年7月17日に当時レぺゼンが所属していた事務所「Life Group」に所属していたYouTuberでモデルのジャスミンゆまさんが、レぺゼンのリーダーであるDJ社長にパワハラやセクハラを受けていたとTwitterで告発したことが始まりでした。
このツイートがあった翌日にはDJ社長が坊主になってパワハラを認め謝罪する動画をYouTubeに投稿しました。
結局この一連の告発と謝罪はレぺゼンの新曲プロモーションのための演技だったわけですが、当時吉本興業のパワハラ問題に世間が揺れていた中で、このような行動だった為に世間から大バッシングを受け大炎上しました。
また、この問題となった新曲のMVには人気バンド「マキシマム ザ ホルモン」も出演していたために、ホルモンにもこのバッシングが向けられ炎上してしまったんです。
現在この楽曲のMVは削除されており、Twitterで謝罪も行いましたがその影響は大きく、当時DJ社長が出演予定だった番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』の放送回は差し替えとなり、DJ社長の出演回はお蔵入りが決定。
さらにYouTuberのFranz K Endo(フランツ・ケイ・エンドウ)とのコラボは中止になり、2019年9月7日・8日に予定されていたメットライフドームでのライブも中止となりました。
そしてこのプロモーションで嘘のパワハラを告発したジャスミンゆまさんも結局2020年12月31日をもって芸能界を引退することになってしまいます。
ただ、ジャスミンさんは現在ツイキャスやTikTokでライブ配信を行ったりしていて、完全に引退して一般人になったというわけではないことから、この炎上が直接の引退の原因だったわけではないようです。
炎上その2:人気配信者「コレコレ」への脅迫事件
こちらは2020年11月28日に人気暴露系YouTuberのコレコレさんが「DJ社長に脅迫された」と告発したものです。
この事件の詳細は、同年3月に迷惑系YouTuberとして有名だった「へずまりゅう」が人気YouTuber「がーどまん」とトラブルになった時のこと。
コレコレさんが「へずまりゅう」を擁護するような発言をしたことに腹を立てたDJ社長が、コレコレさんにLINEをしたことが始まりだったんだそうです。
というのも、レぺゼンのメンバーであるDJ銀太に「へずまりゅう」が迷惑をかけたことがあったんだそうで、その為にDJ社長は「へずまりゅう」を許すことができず、こういった行動になりました。
LINEの内容は
僕たちレぺゼン地球はこれ以降、SNSなどで二度とコレコレさんのことを何も言わないと誓うので、
逆に二度とコレコレさんの口からレぺゼン地球の名前を出さないでください。
関わりたくないです。
参考元:Business Journal(一部抜粋)
といったもので、ここまではまだ良かったのですが、この後コレコレさんが「生放送で紹介する」と返したところ、電話がかかってきて
お前の事をマジで全力で潰そうと思っている。
参考元:Business Journal
でも、俺らはそんな暇ねえから今回しないでおいてやる
と脅迫されたんだそうです。
しかし、コレコレさんがこの通話も録音していると告げたとたんに「なんでもするから勘弁してほしい」と謝り始めたとか。
そこまで言うなら最後まで貫けばいいのに、結局はグループへの影響を恐れてこういう態度になったんでしょうか?
炎上その3:カレーポリス事件
こちらは2021年5月5日にYouTubeに投稿された楽曲『Namaste!! CURRY POLICE』が大炎上した事件です。
この楽曲の歌詞やMVがインドの文化やインドの約8割の人が進行しているヒンドゥー教をを歪曲・侮辱していると、在インド日本国大使館に大量の苦情が寄せられました。
インドの方たちの中にはいまだにこのことを根に持っている人もいるようで、この影響で日本が嫌いになってしまった人もいるのかもしれません。
この楽曲は苦情が寄せられた後すぐに削除されたため、現在は視聴することができませんが、レぺゼンの幻の曲として一部のファンは今でも忘れられずにいるようです。
炎上その4:メンバーについてコレコレから告発
こちらは2022年の初めから言われていた疑惑で、レぺゼンメンバーのDJ脇とDJ銀太に対する内容をコレコレさんが告発したものです。(内容が内容なだけに一部の表現を控えています)
この話については最近またコレコレさんが緊急生配信でも言及していて、被害者に当たる女性から証拠付きで告発があったそうなんですが、DJ社長からライブの前に暴露されてしまうとライブが開催できなくなってしまうから、今は表に出さないでくれと懇願されていたんだそう。
この暴露はレぺゼンが12月23日から10日間ぶっ通しで登録者400万人行くまで生放送企画の裏でコレコレさんがやったもので、この暴露が出た直後からレぺゼンの登録者ががくっと減ったようです。
レぺゼン側は「不具合で勝手に登録が外れた」として現在も生放送をしているようですが、この影響であることは間違いなさそうですよね…。
レペゼンはなぜ注目される?何がしたい?
レぺゼンはDJ社長が発起人となって結成されたDJグループですが、そのDJ社長のどん底からのサクセスストーリーが多くの人たちからの支持を集める一因となっているようです。
また、レぺゼンはYouTuberという印象が強い人がほとんどだと思いますが、実はYouTubeチャンネルを収益化したのは2021年とつい最近のことで、収益化しないという選択を取ることで視聴者に媚びずに自分たちが面白いと思ったコンテンツを配信することができていました。
そういった独自のYouTubeコンテンツを配信する一方で、レぺゼン地球の活動開始からリリースした楽曲は100を超えており、アーティストとしても精力的に活動していたことが分かります。
アーティストとしては海外へも進出しており、特にインドネシアに関してはメンバーも現地の言葉でコミュニケーションを取れるほどに言語を習得し、フェスで一定の観客を集客できるほどには知名度も得ています。
レぺゼンの今後の展望としては、今年いっぱいでYouTube活動を引退して音楽活動に力を入れていくことを表明しており、2023年からは“世界一のアーティスト”を目指すとのこと。
ただ、レぺゼンは辞めると言っておきながらすぐに復活する常習犯ですので、またすぐにYouTube界に戻ってくる気もしますよね。
レペゼンの成り立ち
レぺゼンは当時大学生にして九州最大のイベント団体のトップだったDJ社長が、同い年のきゃりーぱみゅぱみゅを見て「俺も有名人になろう」と思い趣味でやっていたDJを本格的に仕事として活動し始めたことが始まりでした。
最初こそ無名でしたが客の印象に残るために「フリートークをしながら合間にちびまる子ちゃんやアンパンマンの曲を流す」というスタイルを取り、クラブや同業からは良く思われず悪口を書かれたりしたそうですが、認知され知名度を上げることに成功し、徐々にオファーが増えていきました。
複数の現場からオファーが続くようになった時にふとDJグループを作ろうと思い立ったそうで、当時経営していたイベント仲間やバーのメンバーだったDJふぉいとDJ BANBANに声をかけ、2015年8月25日にレぺゼン地球を結成します。
しかし、10月7日にDJ BANBANが脱退し、その代わりにDJ銀太が加入したことでそこから活動を本格化させていきました。
さすがにDJだけで食べていくのは難しく、DJ社長は同時に「エルフ」というバーを経営して収入を得ていたんですが、その時の店長が後のマネージャーにして現メンバーのDJ脇、そしてバイトにDJまるがいたんだそうです。
2016年1月にYouTubeでの活動を開始し、その後の4月に公開した2ndシングル『YSP』の過激な歌詞が、賛否様々な意見を呼んだことでSNS上で話題になりました。
今まではクラブに呼ばれていろんなDJと共演することで集客していたレぺゼンは、話題になったことで「自分目当てのお客さんを作ろう」と思い、チケットぴあを通してチケットを販売し、あえて昼間の時間帯のライブハウスで全国ツアーを行いました。
客数は地域によって差はあったものの、200人を集客できた時もあり、これが大きな自信につながり、これからはDJで食っていこうという覚悟ができたのかもしれません。
このツアー後、DJ社長は経営していたバー2店舗を閉店し、会社の事務所も閉鎖して、さらに福岡に戻ってからはほとんど行っていなかった大学も退学して音楽とYouTubeの活動に絞り、前事務所とのいざこざから一度は解散という手段を取りましたが、現在までRepezen Foxxとして活動を続けています。
レペゼンの炎上内容まとめとなぜ注目される?何がしたい?まとめ
今回はレぺゼンのこれまでの炎上内容と注目される理由、そしてレぺゼンの成り立ちについてもご紹介しました。
数々の炎上エピソードがありますが、それによってどんどん知名度を上げていっていることから、レぺゼンは実は炎上プロモーションがすごくうまいのかもしれません。
今後はYouTuberとしてではなくアーティストとして有名になるのを目指すようですが、どこまで頑張っていくのか見ものですね。