2023年1月から放送が始まった新ドラマ「リバーサルオーケストラ」は地方オーケストラが再生を目指すストーリーで、田中圭さんの気難しい指揮者役が話題になっていますね。
第一話の放送終了後、15年前に放送された韓国ドラマ「ベートーベンウィルス」というドラマに酷似していることから、リメイク作品ではないかとの声もあるようですが、本当なのでしょうか。
ここでは、リバーサルオーケストラとベートーベンウィルスの比較とリメイク説が本当なのがご紹介します。
リバーサルオーケストラはベートーベンウィルスのリメイク?
新ドラマ「リバーサルオーケストラ」がベートーベンウィルスのリメイク版かどうかについて調べたところ、リバーサルオーケストラには原作はなく、清水友佳子さんのオリジナル脚本となっています。
清水さんが手掛けたドラマには「エール」や「最愛」など、大ヒットしたドラマも多いので、知っている人も多いのではないでしょうか
清水友佳子さん脚本ドラマ
- 2013年「夜行観覧車」
- 2016年「不機嫌な果実」
- 2017年「リバース」
- 2019年「わたし。定時で帰ります」
- 2020年「エール」
- 2021年「彼女はキレイだった」
- 2021年「最愛」
リバーサルオーケストラとベートーベンウィルスのあらすじ
リバーサルオーケストラあらすじ
西さいたま市は市長・常葉修介(生瀬勝久)の考案で音楽で地域活性をしようとシンフォニーホールを建設中。
市役所で働く谷岡初音(門脇麦)はホールオープンのポスターを配布するために公民館を訪れるが、児玉交響楽団の酷い演奏にびっくりする。
初音は元天才ヴァイオリニストで、現在は本業の傍ら自宅でひっそりヴァイオリン教室も行っているがその正体を職場では隠していた。
市長の息子でマエストロの常葉朝陽(田中圭)は初音の存在に気づき、コンサートマスターとしてスカウトする。
ベートーベンウィルスあらすじ
音大出身でバイオリニストのルミ(イ・ジア)はソクラン市に勤めていて、自分が提案した市にオーケストラを創設するという案が通った。
運営資金を公演メンバーが押領し、楽団員も全員去ってしまったので一般応募をかけるが集まったのは学生や停職中の警察官や主婦とプロ楽団とは程遠いメンバーばかり。
そんな楽団に世界でも有名なマエストロ、カン・マエ(キム・ミョンミン)を招いたが、彼の毒舌のひどさに退団するものが相次いでしまう。
二つのドラマではヒロインの過去と現在がとてもよく似ていますが、次に二つのドラマの似ている点や設定を比較してみましょう。
リバーサルオーケストラとベートーベンウィルスの似ている点や設定は?
似ている点や設定
- 元天才バイオリニストが市の職員
- 市を音楽の街にしようという計画
- 指揮者の厳しい性格
「リバーサルオーケストラ」と「ベートーベンウィルス」の似ていると言われる点は主に上の3点で、主役の天才バイオリニストが市の職員というのが一番大きいのではないでしょうか。
しかし「ベートーベンウィルス」では団員をボランティアで募っているのに対し、「リバーサルオーケストラ」はとすでにあるオーケストラが舞台になっている点は違っています。
まだドラマが始まったばかりなので何とも言えない部分はありますが、オーケストラを扱うドラマが少ないので似ていると感じる人が多いのかもしれませんね。
指揮者の性格がキツイのはマエストロという立場上仕方ない部分もあるので、そこまで似ているとは言えないのではないでしょうか。
リバーサルオーケストラとベートーベンウィルスを比較!リメイク説は本当?まとめ
「リバーサルオーケストラ」は市長の発案で音楽で市を盛り上げようとオーケストラを再生する物語で、出演者はもちろん楽器の演奏が聴けるのは魅力的ですよね。
オーケストラを扱うドラマが少ないことから「ベートーベンウィルス」や「のだめカンタービレ」に似ていると感じる人もいるようですが、これを機に見返してみても楽しめそうです。
「リバーサルオーケストラ」の今後の展開が楽しみですね。