テルマエロマエの意味とどこの国の言葉?実際ローマに温泉ってあったの?

阿部寛さん主演の人気映画「テルマエロマエ」シリーズはローマ時代の雰囲気がコメディータッチで表現されていて、とても面白い作品ですよね。

濃い顔立ちの俳優達が主演を務め話題となった「テルマエロマエ」ですが、”テルマエロマエ”とはどこの国の言葉でどんな意味なのでしょうか。

また日本人には馴染のある温泉ですが、ローマに温泉は本当にあるのかも気になります。

ここでは映画「テルマエロマエ」の意味とどこの国の言葉なのか、ローマに温泉があったのかを紹介していきます。

もくじ



テルマエロマエの意味とどこの国の言葉?

2008年から連載されているヤマザキマリさんの人気漫画作品「テルマエロマエ」が阿部寛さん主演で2012年に実写化され話題となりましたよね。

ローマと日本の温泉文化をテーマにしたストーリーですが、「テルマエロマエ」の意味をご存じでしょうか。

テルマエロマエはラテン語で「ローマの浴場」という意味出そうで、とてもストレートなタイトルだったんです。

ラテン語はあまり日本では聞き馴染がありませんが、ラテン語は古代ローマ人によってローマ字で作られた言語なんだとか。

ラテン語はローマ帝国が滅亡した後も中世ヨーロッパでは学問上の共通語として使われ、近代ヨーロッパでも使う人がいたほど影響力のある言語っだったそうです。

今ラテン語は死語だと言われているみたいなのですが、調べてみると現在もラテン語をバチカン市国では公用語として採用されています。

映画の中でもラテン語を話すシーンがあるので是非気になる方はチェックしてみてくださいね。



実際ローマに温泉ってあったの?

「テルマエロマエ」の漫画や映画を観て、古代ローマ帝国に温泉があったことを知った方も多いのではないでしょうか。

実際にローマに温泉があったのか気になり調べてみると、お風呂の遺跡も多く存在していたそうでローマ市内だけでも、約400もの公衆浴場があったとされています。

しかし現在のローマでは公衆浴場はないようで、毎日湯船につかる習慣もないのだとか。

実際にローマに温泉はあったようですが、それは現代ではなく古代ローマ時代の話だということになります。



現在もイタリアに温泉ってあるの?

ローマには残念ながら現在温泉はありませんでしたが、イタリアには温泉は現在も存在します。

イタリアと日本は同じ火山大国でイタリアの国内至る所に温泉が湧いていて、イタリアでは温泉を「メルテ」と呼んでいます。

しかし日本の温泉とは異なり、混浴が基本で水着がないと入れません。

また石けんを使って体を洗う習慣もないので日本の温泉というよりは、日本の温水プールをイメージしておくとよいかもしれませんね。

日本の様に大自然の中にある天然温泉も多くあり、そういう場所では脱衣所や貴重品を預ける場所もありません。

イタリアの温泉”メルテ”にぜひ一度行ってみたいものですね。



テルマエロマエの意味とどこの国の言葉?実際ローマに温泉ってあったの?まとめ

「テルマエロマエ」は映画のタイトルそのままに、ラテン語でローマの浴場という意味でした。

古代ローマ時代にはおよそ400もの温泉があったそうですが、残念ながら現在は温泉遺跡が残っているだけのようです。

しかしイタリア国内には多くのメルテという温泉があり、日本の温泉プールのような場所でリラックスして現在も過ごすことができるそう。

いつかイタリアに行った際には水着を持ってメルテを楽しんでみたいですね。

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